すばらな怠惰

好きな音楽とかの感想を書いていくらしいです。

2017年の雑感~映画、漫画、お笑い~

 社会人になると、クリスマスどうするの?って話題をふられて、いやでもクリスマスを意識せざるをえなくなりますし、ホントみんな余計なお世話が好きですよね。

 今年聴いたアルバムの年間ベストを書こうと思っていたんですが、12月に買ったアルバムをまだ充分に咀嚼できていないので、年明けに書こうかな~と思っていますので、今年見た映画や漫画やお笑いとかの雑感を書いていきます。

 

 

映画

 ここ3か月映画館に行けてませんが、生まれてきて1番映画館に行った年でした。元々家族があまり映画を見ないので、自分も映画館行く習慣がまったくなかったのですが、風立ちぬたまこラブストーリーを劇場で見なかったことを死ぬほど後悔したので、見たい映画はなるべく映画館へ足を運んで見に行きこう!と思って、今年はなるべく行くようにしました。

 1番印象に残ったのはやっぱり「この世界の片隅に」でした。


映画『この世界の片隅に』予告編

 昨年の映画やんと皆様思われたでしょうが、宮崎で公開されたのは今年の1月からだったんですよ。。。こんなに見てて胸がこみあげてくる作品って久しぶりだったし、なによりのんがすずさんに完全に同化していてめちゃくちゃ圧倒されました。この映画のすごいところは、すずさんとその周りの人たちのなんてことはないやりとりで、劇場のお客さんのほとんどが笑っていたところだと思います。劇場があんなに暖かな笑いに包まれるのって初めて経験したし、この先もこんな作品には中々出会えないので、自分にとって一生ものの映画になるんだろうな。

 他に今年見た映画だと、

夜は短し歩けよ乙女

夜明け告げるルーのうた

メアリと魔女の花

「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」

「PARKS」

彼女の人生は間違いじゃない

を見たんですが、夜は短し~とルーのうたは湯浅政明ワールド全開で、見ているだけでアドレナリンがドバドバでました。メアリと打ち上げ花火は見たときはいうほど酷評される作品か?と思ったんですが、もう1回見たいかとなると微妙だし、作品におおきなひっかかりがなかったなーという印象でした。PARKSはcero、スカート、トクマルシュ-ゴが参加しており、インディーポップとかの音楽好きにはたまらない音楽映画でした。永野芽郁ののんを想起させるような可愛さが最高でしたね。彼女の人生は~は東日本大震災以降の生活を描いた映画で、大きなヤマはないけど、生活感のある生々しいジメッとした描写があるからこそ、柄本時生の笑顔と光石研の泣く演技にすごくグッときました。


『夜は短し歩けよ乙女』 90秒予告


映画「夜明け告げるルーのうた」本編映像+予告編


PARKS パークス - 映画予告編


『彼女の人生は間違いじゃない』映画オリジナル予告編

 TLでは、KUBOとガルパンの話題がよく出るんですが、例によって宮崎では来年以降の公開なので、それを楽しみにしておきます。。。

 

 

漫画

 昨年末にpanpanya氏の「枕魚」を購入し、嵌ってから全作品を購入してしまいました(蟹に誘われては最近買ったんですが、夜の高速バスで読みたいのでまだ未読なんですがね…)シュールだけど妙に愛おしいキャラクターもですが、やっぱり強烈にノスタルジーを感じさせる風景描写がとにかく素晴らしすぎます。

枕魚

枕魚

 

  あと、TLで評判が良かった石山さやかの「サザンドウインドウ・サザンドア」は団地に住む人々のそれぞれの生活が描かれていて、シャムキャッツとかの音楽が好きな人にはたまらない作品でした。逆に同じく評判が良かった「春と盆暗」は、絵は好きだったけどイマイチはまりきれず…。

サザンウィンドウ・サザンドア (フィールコミックス)

サザンウィンドウ・サザンドア (フィールコミックス)

 
春と盆暗 (アフタヌーンKC)

春と盆暗 (アフタヌーンKC)

 

 そして最近、自分が絶対好きなやつだと思って購入した池辺葵の「ねぇ、ママ」を見て涙ぐんでしまいました。この方が描く細かい表情の変化は見ているこっちへめちゃくちゃ感情に訴えかけるし、特に最後のstand upて話はその描写が本当に素晴らしかったです。

ねぇ、ママ (A.L.C. DX)

ねぇ、ママ (A.L.C. DX)

 

 あと、アイドルマスターシンデレラガールズの同人作品なのですが、テニスの王子様をパロディにしたアイドルがテニスをする「The Princess of Tennis」が努力、友情、勝利を地で往く素晴らしい王道作品でした。個人的に全国編125話の卯月VS蘭子戦は何回見ても胸が熱くなるので、せめてそこまでは読み進めて欲しいです。。。

seiga.nicovideo.jp

 他に苺ましまろの最新巻とCITYの1巻とかもやっぱりおもしろかったですね。

 

 

お笑い

 音楽以上にお笑いを見るのに今までで1番のめり込んだ年でした。

   キングオブコントは、かまいたちが文句なしのおもしろさで優勝(やっぱりスタンガンと見た目のウェットスーツの面積を〜のくだりは最高)でしたけど、全部の組がおもしろかったです。にゃんこスターのあのぶっ壊れたオチ含めた世界観は最高だったし、バナナマンに「あのネタ欲しい!」と最大級の賛辞をもらったさらば青春の光、昨年よりまた一気に面白くなってたジャングルポケット、貫禄のアンガールズと、最終決戦の5組は文句なしに素晴らしかったです。あと、アキナの今回のネタ好きだけど、14のチョコプラ、15のロッチ、17のにゃんこスターと、その日イチウケのコンビのあとにやってて毎回不遇を被ってるし、今度こそは報われてほしいなー。

    M-1は完全に和牛優勝だと思っていたら、まさかのとろサーモン優勝というドラマティックな展開でしたね。2本目のオチがとにかく最高だったし、優勝した瞬間の表情がすごくかっこよかったなー。そして3年連続全組面白かったし、お客さんあったかかったし、M-1て賞レースの理想型だなーと改めて実感しましたね。また準優勝だったけど、和牛の構成と所作は本当に圧倒的だったし、ミキはお兄ちゃんの勢いが圧巻だったし、ゆにばーすのはらちゃんと川瀬名人のコンビネーションが最高だったし、かまいたちスーパーマラドーナは最終決戦行ってもまったく文句なしのおもしろさでしたね。そしてジャルジャル福徳の完璧にやりきって点数でたあとの、めちゃくちゃ悔しそうな表情と「お前ようボケれんなあ…」て一言がすごくエモーショナルで、芸人てかっこいいなと強く思いましたね。 

    今年はたくさん色んな芸人の色んな面白いネタが知れましたね。

からし蓮根 爆笑漫才 - YouTube

霜降り明星 漫才「アンパンマン」 - YouTube

金属バット 漫才 まなかな - YouTube

マユリカ 漫才Lovers・ytv漫才新人賞 - YouTube

【お笑い2017漫才】漫才新人賞選考会「ニッポンの社長」!! - YouTube

かまいたち 漫才 めっちゃ嫌な奴 毒舌2016 - YouTube

【ジェラードン】爆笑コント「人見知り」 - YouTube

 

また来年もたくさん面白い作品に会えればいいですね。